オレ様の世界 シーズン2

常識的な非常識 /マイノリティなマジョリティ / 本音のキレイごと / ラブ・アンド・ディトラクション / ようこそ、オレ様の世界へ

 

映画「ジョーカー」の怒りがわかりすぎてザワついた【感想・ほぼネタバレなし】

先日、映画「ジョーカー」を見た。

 

wwws.warnerbros.co.jp

 

ジョーカーは、バットマン3部作の一つである「ダークナイト」の悪役。

そのジョーカーがいかにして誕生したかを描いた作品。

 

とりあえず感想を先に言ってしまうと、面白いとか面白くないというより、オレはわかりすぎて胸がザワついた。

 

 

 

ストーリーは正直微妙

ストーリーをざっくり言うと、元々はやさしい青年…いや中年かな…が、不幸が重なって悪に手を染めるというもの。

 

で、好きな人がいたら申し訳ないんだけど、ストーリーはオレからしたら正直微妙。

 

映画やドラマではありがちだけど、実際そんなことはないと思えるような、ベタな不幸が続く。

テンポも冗長で、ちょっと退屈。

 

けど、オレにとってストーリーはまぁいいんだ。

そこじゃないから。

 

ディティールが「わかる」

ストーリーというより、ディティールが強烈。

 

何をやっても上手くいかないジョーカーが、己の不幸を笑ってしまうところ。

華々しい未来を妄想して、その気になって一人で演じてしまうところ。

とうとう怒りが爆発して人を殺してしまうところ。

 

わかる。

すっごいわかる。

 

なぜなら、オレもやってたからだ。

 

ジョーカーと同じことをしていた

物心ついた10代半ばから、30代前半のつい最近まで、オレの人生は何もかもが上手く行かなかった。

いや、はたから見たらそうではなかったかもしれないけど、主観的には失敗と後悔と不満と怒りだらけだった。

 

あまりに上手くいかなくて笑い、ありもしない妄想をして自分を慰めた。

怒りが爆発して人を殺しはしなかったけれど、殺したいと思った奴らなら何人もいた。

 

見ていて記憶が蘇ってきた。

当時の自分の行動と感情が、生々しく。

 

ジョーカーが人を殺したとき、胸がスッとした。

「そうだ、そんな奴らは殺すべきだ、よくやった!」と。

 

ラスト、ジョーカーがジョーカーになって喝采を浴びたとき、最高に胸がザワついた。

オレも、おそらくはやりたかったことだからだ。

 

ひどいことを書いているが、正直な感想だ。

 

オレだけの気持ちではないのかもしれない

映画「ジョーカー」は面白いとか、面白くないとかいうものではなかった。

過去の…いや今でもどこかにある自分の暗部を見せつけられるような、なんというか…やはりこう言うしかないのだが、最高にザワつく映画だった。

 

しかし、この映画が世界でウケている理由がわからない。

道徳的な善悪で言ったら悪でしかなく、しかもそれが少なくともオレには理解できてしまうからだ。

 

もしかしたら、オレのようにジョーカーと似た気持ちを抱いている人は意外に多いのかもしれない。

 

なんかね。

何とも言えないな。

 

特にオススメはしない映画だし、わからないほうがいい映画だと思うよ、オレは。

 

★★★

 

昨日今日も、相談サイトに投稿してくれた人ありがとう!

 

一つお願いしたいのだが、やさしい相談所できびしいアドバイスをするのはやめてほしい。

オレのために、がんばって相談を投稿してくれた人もいるであろう状況で、きっついアドバイスがついたらさすがに申し訳なさすぎるので。

きびしい恋愛相談所はいいけどさ。 

 

ともあれ引き続き、下記サイトのどれかに投稿よろしく!

 

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そうすれば、オレのブログと関係ない人も投稿しやすくなるはず!

 

最初はサクラだろうがなんだろうが、投稿がないとどうしようもないので、よろしく頼む!