オレ様の世界 シーズン2

常識的な非常識 /マイノリティなマジョリティ / 本音のキレイごと / ラブ・アンド・ディトラクション / ようこそ、オレ様の世界へ

 

ドラマ「凪のお暇(なぎのおいとま)」が興味深い。なるほど大人しい人ってこう考えるんだ…

「凪のお暇(なぎのおいとま)」というドラマを見ている。

 

www.tbs.co.jp

 

このドラマ、人物の描写が上手い!

どのキャラクターも、実際いそうな感じで、「なるほど!こういうことをする人はこんな風に考えるのか!」と納得することが多々ある!

 

オレからすると、特に主人公である凪(なぎ)の考え方が興味深い。

 

 

 

大人しい人の気持ちがわからない

オレは正直、大人しい人が何を考えているのか、よくわからない。

 

中学性ぐらいからロック好きだったためか、社会に対する反抗心のようなものがずっとある。

「普通」とか「空気を読む」とか「長いものに巻かれる」みたいなのがイヤで、「人にどう思われようが自分がやりたいようにやる」のがかっこいいと思っている。

 

そのせいか、いわゆる大人しい人が何を考えているのか、よくわからない。

なぜ、自己主張せず、周りに合わせるのか、理解できない。

 

「凪のお暇(なぎのおいとま)」を見ていたら、なんとなくわかってきた。

 

なるほど、大人しい人はこう考えるのか

「凪のお暇(なぎのおいとま)」の主人公 凪(なぎ)は、大人しい女性だ。

 

ドラマの中では、そのときそのときの凪(なぎ)の気持ちが描かれる。

例えば、あやしいパワーストーンを売りつけられそうになったとき、「買う」「いらない」「ちょっと考えさせて」といくつかの選択肢を考えながら、「本当はいらないけど、嫌われるのが怖い」という心の声が聞こえる。

 

そういう場面を見ながら、オレは思う。

「そうか、嫌われるのが怖いのか!」と。

 

わからなかった!

ぜんぜんわからなかった!

 

自分自身が「人にどう思われようが知ったことではない」と思ってるから、「嫌われるのが怖い」という発想はなかった!

なるほど、そうか、そうだったのか!

 

ドラマを見るたびに、そういう大人しい人の考え方の発見があり、非常に興味深い。

 

現実的な日本のドラマはあまりないのでは?

オレは最近アマゾンのプライムビデオや、Netflixで海外のドラマばかり見ているのだが、日本のドラマはちょっとキャラの設定が極端だと感じる。

 

例えば、大人しい人というと、すごいいじめられてる子が自分の殻を破って徐々に明るくなって…みたいな設定が多くて、いやいやちょっと人物描写が荒すぎないかと思ってしまうのだ。

 

その点、「凪のお暇(なぎのおいとま)」は丁寧だ。

大人しい自分を変えようと奮闘する過程の描写が非常に丁寧で、上手く行ったり行かなかったりしたりするのも、その他のキャラの設定も現実的である。

 

個人的には久々に面白いドラマに出会えたと思っている。

興味がある人はぜひ見てみてくれ!