オレ様の世界 シーズン2

常識的な非常識 /マイノリティなマジョリティ / 本音のキレイごと / ラブ・アンド・ディトラクション / ようこそ、オレ様の世界へ

 

その仕事を続けるのはムリかもしれない。会社をがんばって肯定していたときの話

先日、「風は西から」という小説を読んだ。

 

ブラック企業で過労死してしまった男性の彼女と家族が、真相を明らかにするために会社と戦う話だ。

ブラック企業のモデルは、明らかにワタミ。 

 

風は西から

風は西から

 

 

読んでいて非常に印象深いシーンがあった。

 

会社をかばってしまう

前半は、過労死に至る経緯が描かれている。

 

明らかに働きすぎ…いや働かされ過ぎな彼氏に、彼女が「そんなに働かされるのはおかしい」と言う。

 

だが彼は、会社をかばうのだ。

自分が好きでやってるとか、仕事はそういうものだとかね。

 

自分でも明らかにおかしいと気づいているのに、だ。

 

 

 

実はオレも同じようなことをしていた。

 

安月給でこき使われ、あげく毎日1~2時間も罵倒を交えた説教をされる頭おかしい社長の会社にいたとき、よく会社をかばっていた。

大変だけどやりがいがあるとか、勉強になるとか、社長も色々とできる人だとかなんだとかね。

 

なぜそんなことを言ってしまったのか?

 

もう人には言えない状況なのだ

自分が今ひどい状況にいるのはわかっている。

だからこそ、人には言えない。

 

惨めな状況を人に知られたくないのだ。

 

自分がこんなひどい会社にいて、ひどい扱いを受けている。

それを自分からは言えなかった。

 

なんだろうなぁ、惨めというか、プライドが許さないというか、言ってしまったら何かが折れてしまうようか、そんな感じだった。

 

「そんな会社はやめたほうがいい」と言われれば全くもって正論だし、実情を話せばそう言われるだろう。

だがそれこそ自分の今の悲惨さを認めてしまうようで、一番言われたくない言葉なのだ。

 

本当につらい状況のとき、真実を話す勇気も、正論を受け入れる余裕もなかった。

少なくとも、オレはね。

 

かばわなきゃいけない環境からは、逃げなければならない

と考えると、会社をかばうようになってしまったら、それはもうかなりヤバイ状況なのだ。

さっさと逃げなければいけないのだ。

 

ついつい会社をかばってしまう人。

早くその会社は辞めたほうがいい。

 

なかなかいい仕事はないかもしれないが、今よりマシな仕事ならいくらでもあるはずだ。

今あなたがいる会社は、おそらくブラック企業だからな。

 

ちなみに、これ他のことにも当てはまるような気がする。

かばわなければならない家族、恋人、配偶者、友達、グループなどからは離れたほうがいい。

 

とにかく、かばう時点で相当やばい。

なりふり構わず、すぐにでも全力で逃げ出そう。

 

 

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…だが、ここで伝えておきたいことがある。

 

オレは疲れている。

 

完成まで大変だったし、作ってからは修正を続けながら、アドバイスもしている。

正直きつい。

 

ということで、みんなオレの代わりにアドバイスを頼む!

オレにアドバイスしてほしそうな人にはがんばって答える!

 

もう結構辛くなってきたので、みんながちょっとずつ助けてくれると非常に助かる。

よろしく!