オレ様の世界 シーズン2

常識的な非常識 /マイノリティなマジョリティ / 本音のキレイごと / ラブ・アンド・ディトラクション / ようこそ、オレ様の世界へ

 

子どもから人生について学ぶことが多すぎる!まぁちょっと聞いてくれ

子育てしてると、なんというか「人間の本能ってこういうものなんだろうな」と思うことがある。

強いては「それが生きる喜びなのだろう」ともね。

 

どういうことか、一つ一つ具体的に話そう。

 

子どもがいる人にもいない人にも役立つ話だと思うので、まぁちょっと聞いてくれ。

 

外に出たがる

一日中家にいると、子どもはすごく不機嫌になる。

 

定期的に外に連れ出すと、機嫌が良い。

なので、用があるときはもちろん、用がないときでも公園に行ったりしている。

 

思えば、大人だって同じだ。

 

一日中家でゴロゴロすることに良くない印象があるのは、それが楽しくないと感覚的にわかるからではなかろうか。

 

子どもに限らず、大人だって外に出たいのだ。

 

 

 

人といたがる

子どもはすぐに親を追ってくる。

となりの部屋に行くとハイハイで追ってくる。

 

親といれないと泣く。

ちょっとトイレに行くだけでも、危ないから柵を設けてあるキッチンにいるだけでも、泣く。

 

だが、どちらかでもいれば割と大丈夫。

ママが料理していても、パパが子どもといれば落ち着いている。

 

とにかくだれかといたがる。

一人はイヤなのだ。

 

大人も、多少なら一人が良くても、ずっとだと寂しいよね。

一般的にはね。

 

体を動かしたがる

長時間ベビーカーに入れたままだったり、車のチャイルドシートに座らせたままだと泣く。

歩くにせよ、ハイハイするにせよ、どんな形であれ動きたいらしい。

 

大人だって、ずっと座ったままで動かないと調子が悪くなるし、体を動かすと気持ちいいよね。

 

できなくても挑戦したがる

ウチの子はリモコンが好きだ。

 

だがまだリモコンの操作なんてできない。

なのに、テレビのリモコンを見つけ出してはいじっている。

 

知らないもの、親がよく使っているものには、理由もなく興味を持つ。

そして、できもしないのに使おうとする。

 

大人にもある、好奇心ってやつだな。

 

子どもの行動はすべて本能的なもの

さて、そろそろまとめよう。

 

オレはこれらの子どもがしたがる行動のすべてが本能的なものだと思っている。

生きるために、遺伝子に組み込まれているものなのだ。

 

外に出たがったり、体を動かしたがるのはなぜか?

 

かつて、外に出て狩りなり、農業なりをしていたときに必要だった本能だ。

家でゴロゴロするのが好きだったら、飢えて死んでしまうからな。

 

人といたがるのは?

 

かつては人と協力しないと、生きることができなかったからだ。

食うに困るような時代に、一人だけで生きていくのはまずムリだ。

 

挑戦したがるのは?

 

繰り返しになるが、生きるためだ。

新しい道具をうまく使えば、狩りや農業が驚くほど効率的にできる可能性があるからな。

 

そして、これらは子どもだけの本能ではない。

大人にだってある。

 

だが大人は、本能より理性を優先させてしまう。

外に出たり、体を動かすことを面倒なことだとしてしまったり、人といたがるのをかっこ悪いとか相手に迷惑だと思ってしまったり、失敗したときのことを恐れて挑戦したがらない。

 

それでは楽しくない。

なぜなら本能に逆らった行動をしているからだ。

 

子どもといると、そんなことにハッと気づかされる。

 

子どもから学ぶことは多い。

本当に多い。