オレ様の世界 シーズン2

常識的な非常識 /マイノリティなマジョリティ / 本音のキレイごと / ラブ・アンド・ディトラクション / ようこそ、オレ様の世界へ

 

失敗ばかりで嫌になるこの一年で得たこと

今年も今日で最後ということで、この一年を振り返ってみると、残念ながら失敗ばかりの一年だった。

 

本業の人間関係は悪化し、副業は新しい試みのほとんどが失敗した。

そして、それらをカバーできるような成功は一つもなかった。

 

正直つらい一年だった。

 

だがそれでも、現状に満足していない以上、何であれやらなければならない。

宝くじだって買わなければ当たらないのだ。

 

問題は、行動しても上手くいかないときのダメージだ。

 

自分がひどく小さく思えるし、周りからの評価も下がっていくような気がしてしまう。

気のせいかもしれないし、事実かもしれないが、漠然とネガティブな思いを抱くことが増え、何をやっても無意味と思えたり、行動することへの恐怖や不安が増える。

 

 

 

よく本屋に行っては不安を解消してくれそうな本を探した。

だが、決定的なものは見つからなかった。

 

外部に助けがなかったので、自分で自分の不安と向き合った。

一体何をどう恐れているのか、どうすれば解消されるのか、自分の心の動きを丁寧に観察してみた。

 

しかし、ネガティブな感情は消えそうにもない。

自分の気持ちと向き合えば向き合うほど、何かしらの成功が必要なのだと思えてくる。

 

ただ一つ気づいたことがある。

 

行動には成功するしないにかかわらず、ある種の喜びがあるのだ。

まず「これがやりたい!」という好奇心があり、とりあえず「自分にもやれた!」という自己満足ともいえるけど確かにある自信、そして「恐怖があるのにそれでもやった!」という達成感だ。

 

子どもが歩けもしないのに歩こうとする感覚に近いのかもしれない。

 

オレは大人だから、失敗をすぐに忘れることはできない。

転んだら「痛い、もうやめよう」「歩けたからって何になる?」などと思ってしまう。

 

だが、それでも歩きたい好奇心は残っているし、失敗があるからこそ、そこに打ち勝つ喜びもある。

 

失敗ばかりの一年だったが、いや失敗ばかりの一年だったからこそ、ただ純粋にやること、できるまで続けることへの好奇心を見つけられたと思う。

 

来年もきっと失敗ばかりだろう。 

 

それでもやろう。

純粋に、ただ行動することへの喜びを持とう。

その喜びを育てていこう。

 

そして、今年味わえなかった成功の喜びを少しは感じたい。

 

では、よいお年を。