オレ様の世界 シーズン2

常識的な非常識 /マイノリティなマジョリティ / 本音のキレイごと / ラブ・アンド・ディトラクション / ようこそ、オレ様の世界へ

 

「子どもを高学歴にする必要などない」と、高学歴のオレが断言する理由

本屋で子育てコーナーを見ていたら、「子どもの頭を良くする方法」みたいな本がもういっぱいある。

 

「みんな、そんなに子どもに頭が良くなってほしいのか!

 高学歴にしたいのか!」

と驚いた。

 

だがオレ自身が学校的な勉強はできて、世間的には高学歴である経験を踏まえて言う。

 

子どもの頭を良くする必要も、偏差値の高い大学に行かせる必要も、ない。

 

高学歴=幸せとは思えない

子持ちのオレが子どもに何を望むかって、子どもには幸せになってほしい。 

それだけだ。

 

しかし、高学歴が幸せに寄与するとは思えない。

オレの経験上、そうだからだ。

 

理由は二つある。

 

てか、「あった」だな。

オレの実話だ。

 

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勝手に嫉妬に駆られたバカがウザイ

一つ目。

 

勉強ができたり、高学歴だったりすると、ただそれだけで嫉妬されることが増え、理不尽な扱いを受ける。

 

中学校のときは、「勉強はできるけど運動はできない」などとあら探しされた。

高校以降は、まぁ自分と同レベルの人しかいなかったのでそういうのは特になかった。

 

が、社会人になってから復活し、何もしてないのに、それどころか初対面の相手に「頭がいいから偉いってわけじゃない」とか、「(低学歴の)オレたちをバカにしてるんだろう?」などと言われたものである。

 

死ねや!ゴミどもが!

…おっと、書きながら怒りが湧き上がってきたぜ。

 

エリートの世界には向き不向きがある

二つ目。

 

みんながみんな高学歴、つまりエリートの世界に向いているとは思えない。

 

勉強ができて、一流大学行って、大企業に入社して、というのがよくある高学歴の人のたどる道だろうが、あれは明確に向き不向きがある。

というか、オレは向いてなかった。

 

まず、競争心が強い人が多い。

今、エリートの世界から距離を置いていて、多少なり客観的に見れるからこそよくわかる。

 

出世してるとか、年収が高いとか、かっこいい仕事をしているとかで、

「オレ(私)はお前らより上だ!」

ってことに生きがいを感じてる人が多数いる。

 

もちろん、どの世界にもそういう人はいるが、明らかに数が多い。

競争が嫌いなオレにはついていけない。

 

あと、大企業ってのもオレには向いてなかった。

 

確かに年収が平均より数百万ぐらいは高くて、福利厚生がもろもろついてて、なんだかんだで中小企業に勤めてたり、独立起業するよりは安定している。

 

でも転勤があったり、仕事が分業化されすぎてて自分のやってることに意味が見出せなかったり、年功序列で若い頃の権限の少なさが半端じゃなかったり、頭が良くて努力できる人が多すぎてなんかもう色々勝てる気がしない感じで、オレにはきつかったな。

 

年収が普通より少々良いぐらいでは割に合わない。

 

オレの人生と学歴がもはや関係ない

そんなわけでオレは高学歴的な人生からドロップアウトしたのだが、今いる会社なんて高学歴じゃなくても十分入れたし、副業するにもブログ書くにも学歴は関係ないしで、高学歴で得したことがあんまない。

 

むしろ、高学歴だからこそムダに遠回りしてしまった気さえする。

高学歴でなければ、明らかに向いていない大企業など最初から入らずに、もっと自分に合った道を真剣に考えられたような気がするのである。

 

強いて言えば、たまに大学名を出すと「すごい」と思ってくれる人もいるとか、勉強するのがあんまり苦にならないとかで、役に立たないこともないって感じ。

でもまぁ、なきゃないでどうにかなりそうなメリットでしかない。

 

ということで、子どもを高学歴にする必要などないと思うのである。

オレ自身が高学歴で良かったと思ってないからね。

 

勉強が好きだったり、エリート的な人生が心から送りたいならいいけど、そうじゃなければ、子どもは頭が良くなくても、高学歴じゃなくてもいい。

好きに生きればいいよ。