オレ様の世界 シーズン2

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「家族のためにがんばる」なんて当たり前だ、バカヤロー!

先日、大学時代の知り合いとの飲み会があった。

 

オレが「子どもができた」と報告すると、同じく子持ちの男が語り始めた。

「オレは家族のために、イヤな仕事もがんばってる」とかなんとか。

 

テキトーにうなずきながら聞いてたのだが、内心こう思っていた。

 

「当たり前のことを、なに偉そうに語ってやがんの、こいつ?」

 

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家族を作ったのは自分である。

結婚したのも自分、子どもを作ったのも自分である。

 

自分が好きで家族を作ったのだから、そのためにがんばるのは当たり前じゃないか?

 

だれかが強制的にあなたに家族を作らせたわけじゃない。

別に結婚しなくたって、子どもを作らなくたってよかったのだ。

 

作ってみたら予想以上に大変だったにしても、そんなのは自己責任だ。

 

つべこべ言わずにやるしかない。

大変だけどがんばるなんて、偉そうに人に語る話じゃない。

 

それに、自分がしたくて結婚した奥さんはまだしも、子どもは好きで生まれてきたわけではない。

あなたが生んだせいで、「生まれなきゃよかった」と何度も思うような、悲惨な人生を歩む可能性だってある。

 

大変だろうがなんだろうが、必死でできる限りのことをしてあげなくてはならない。

 

子どもには何の罪もない。

罪があるとすれば親だからだ。

 

とにかく、家族のためにがんばるなんて当たり前なのだ。

人に偉そうに、自慢げに、説教くさそうに言う話じゃないのだ。

 

前にも似たようなことを書いたが、定期的に言い続けたい。

 

なぜかって、こう言われて育ったことにオレは未だムカついているからな。

勝手に作ったのだから育てるのは当たり前なのに、それを何もわからない子どもに責任転換しやがった。

 

ムダな罪悪感を子どもに植え付ける無自覚で愚かな親を、オレはどうしても許せないのだ。

 

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