子持ちの離婚の話がかなりきつかった

盆休みで実家に行った。

実家が田舎だからか、別に聞いてもいないのに親が人のうわさ話ばかりする。

基本的にどうでもいいので聞き流しているのだが、一つ気になる話があってだな…。

これが「複雑な家庭環境」というやつか… 

もう何十年も前の話なのだが、近所に住んでいた男性が結婚して、奥さんと二人で暮らし始めた。

ほどなく娘が生まれるも、仕事が合わなかったのかメンタルが弱いのかで、うつ病になり仕事を辞めてしまった。

家賃を浮かせるために、男性は奥さんと娘をつれて実家に戻ってきた。

スポンサーリンク

男性はずっと働かなかったそうだが、数年後、奥さんと子どもが出て行った。

ちゃんと働いている男性と再婚したそう。

その後、再婚相手との間に子どもも生まれた。

時が流れ、元旦那との娘は高校生になった。

問題はここからだ。

奥さんの再婚相手、つまり継父はあまり娘をかわいがっていないらしい。

血のつながりがないゆえなのか…まぁ経験がないから想像がつかないが、おそらくそうなのだろう。

そのせいか、娘の進学に反対している。

娘は本心では大学に行きたいらしいが、継父は学費を出す気がない。

事業がそれなりに成功している人で、金がないはずはないのだが、出さないと。

ちなみに、実の子は大学に行かせるつもりらしい。

困った娘は実の父に相談するも、いかんせん働いていないので学費を出してあげることができない。

実父側のおじいちゃん、おばあちゃんにしても、もう年金暮らしで大した貯金もない。

まぁよくある、複雑な家庭環境というやつだろう。

オレの心境も複雑だ。

さすがにかわいそうだよね

今までなら「はぁ、そりゃ大変だ」と思って終わりだが、自分に子どもができると、そういう話は胸が痛む。

金があるなら学費ぐらい出してもいいではないか？

実の子と露骨に差別しなくてもいいではないか？

何となく元旦那の子が好きになれないのはわからなくもないのだが、子どもに罪はない。

そこは理性で制御すべきではなかろうか？

…と思うのだが、世の中、理性より感情が勝る人は多い。

そういう人たちが子ども作ったり、離婚したり、再婚したりとなると、問題はこじれにこじれる。

オレは自分に影響がなければ、基本的に人のことなどどうでもいい人間だ。

やれ結婚だ、離婚だ、再婚だとやるのは当人たちが納得してれば「どうぞご自由に」と思う。

しかし、子どもがいるとなると話は別。

つい「自分の子どもがそうなったら…」と思ってかわいそうになってしまい、聞き流せない。

子持ちの離婚とか再婚とかは、ホント真剣に考えて考えて、計画立ててやろうぜ？

てか、子ども作る前に二人で子育てできるか、よく考えようぜ？

子どもに罪はないんでね。

ということで。