オレ様の世界 シーズン2

常識的な非常識 /マイノリティなマジョリティ / 本音のキレイごと / ラブ・アンド・ディトラクション / ようこそ、オレ様の世界へ

 

大企業にいて、安定した良い給料をもらっていても、大変なことはあるのだ

オレはいわゆる「いい大学」を出てるので、大企業に入ってる友達は多い。

 

大企業って、なんだかんだ給料とか福利厚生はいいわけよ。

オレぐらいの年齢だと年収1000万超えてたり、家賃7割分の住宅手当が出たり、各種休暇の取得が奨励されてて休みも多かったりしてさぁ。

 

そういう友達のうち、2人から言われた。

「オレ様くん(仮)がうらやましい」とね。

 

えっ、なんで?

 

大企業にいつづける退屈さ

理由を聞くと、「若いときに会社(大企業ね)を辞めて、色々な経験ができてるから」

 

大企業は安定してるし、給料や福利厚生もいいけど、言ったら仕事にも会社にももう飽きたと。

でも、ある程度の年齢になっちゃうと今より良い条件の会社なんてまず入れないし、そもそもずっと同じ会社にいてまたゼロからやり直すのは怖い。

 

なるほどねぇ…。

 

 

 

新卒で入社して、もう15年だか20年だか同じ会社にいるってのも、たしかに退屈かもしれない。

 

ずっと同じような人と、同じような仕事に囲まれてるのも、刺激はないかもね。

また給料などの点で恵まれてるからこそ、下手に動けないし。

 

贅沢な悩みっていえばそうなんだけど、それはそれで当人にとっては悩みなのだろう。

 

恵まれてはいないが、退屈ではない

比べると、オレは退屈ではなかった。

 

大企業を辞めて入った先が、なんかもう色々ヤバイ会社で、激務薄給な上に頭おかしい社長に毎日2時間意味不明な説教されるから、必死の思いで転職して。

そしたら、これまたヤバイ会社で試用期間でクビにされて。

 

んでもう、半狂乱になりながらあらゆるツテというツテを頼りまくって、なんとか今の会社に転職するも、やれ「コネ入社」だの言われて嫌われまくって、「死ね、ゴミどもが!」と開き直って働いてたら上手いこと出世して、ついでに会社の悪口を書きまくってるこのブログも多少は儲かるようになってて、ようやく落ち着いたのはここ最近の話だ。

 

いいか悪いかは別にして、刺激はいっぱいあった。

 

言われてみれば、ずっと新卒で入った大企業にいるより、面白いっちゃ面白いかもしれない。

…いや、面白すぎちゃったような気もする。

 

何が言いたいかって、恵まれてる人も恵まれてない人もみんなそれぞれ悩みがあると同時に、隣の芝生は青く見えちゃうってこと。

 

どんな人生送っても、良いことも悪いこともあるんで、人のことは気にせず、今自分ができることをやるしかないわけよ。

 

ま、当たり前なんだけどね。