オレ様の世界 シーズン2

常識的な非常識 /マイノリティなマジョリティ / 本音のキレイごと / ラブ・アンド・ディトラクション / ようこそ、オレ様の世界へ

 

割り込みしてくる人たちが、実は人生で大きな損をしている理由

満員電車に乗ることが多い人はわかると思うのだが…

 

電車のドアが開いた瞬間、空いている席に向かって突進し、何が何でも座ろうとする、厚かましいババアが結構いる。

 

並んでいる列に割り込み、人を押しのけ、見栄も外聞もなく空席を求めるその神経にはある意味見習う点が…ない。全くない。

反面教師にはなる。

 

というのが今日の話。

 

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実は失っているもの

座れるという意味においては、得をしているようにも見える。

 

だが、彼女たちは(そう、なぜか突進するのはおばさんだ)大きなものを失っている。

心の平安である。

 

何が何でも座ろうとするため、焦る。

しかし必ず座れるとは限らないので、失敗するたびに落ち込む。

また、やり方があまりに強引なため、「なんだ、このクソババア!」と前の人にひじでガードされるなどして目標達成を阻まれ、怒り狂うこともある。

 

損して得とれ」という言葉があるが、彼女たちは逆。

得して損とれ」になっている。

 

人生においてもしかり

他のことであっても同じである。

 

人を出し抜こう、自分だけが得しようとしても、過剰に焦ったり、怒ったり、落ち込んだりすることになり、結局損をする。

たまにうまくいったとしても、トータルで見れば失敗である。

 

座れなきゃ座れないでいい。

座りたい人がいるなら譲ればいい。

座れたらラッキーぐらいでいい。

 

寛容な精神を持つことが大事である。

きれいごとではなく、現実的にそのほうが得だからである。