オレ様の世界 シーズン2

常識的な非常識 /マイノリティなマジョリティ / 本音のキレイごと / ラブ・アンド・ディトラクション / ようこそ、オレ様の世界へ

 

読まれる文章の書き方3選。「分かりやすい」「いい人っぽい」、そして「むずかしい」?

ブログを(現状は)二つ運営しつつ、コラムも週一で書き、さらには人の文章も参考までに色々読んでいて分かった!

 

読まれる文章とは、どんなものなのか?が。

 

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分かりやすい文章は賛否両論?

ところで、オレがブログやコラムを書くとき、まずは、

 

「分かりやすさ」

 

を重視している。

 

最初に主張したいことの理由をあげる。

(分かりにくいときは「例」も加える。)

最後に結論を述べる、という風に。

 

例えば、オレが「結婚のメリット・デメリット」について述べるならば、、、

 

「メリットは山盛り!

 デメリットはない!

 だから結婚しろ!」

 

という感じ。

超単純にすると。

 

逆に、

 

「デメリットは山盛り!

 メリットなんてない!

 独身万歳!!!」

 

と書く人もいると思うが、「分かりやすい」という括りでは同じような文章だ。

主張の良い悪いは別として。

 

「支離滅裂で何が言いたいのか分からない文章では、読む気がなくなるだろう」

 

…ということで、オレは意識して分かりやすく書こうと心がけている。

 

だが、分かりやすい文章だけが、"読まれる"わけではない。

 

いい人は日本人好み?

「結婚のメリット・デメリット」をこんな風に書いても、結構読まれるかもしれない。

 

「たしかに、結婚すると"自分の時間がなくなる"し、"一人のほうが気楽"かもしれない。

 そんな大変な中でも、"たまには"いいこともある。

 だから、結婚してよかったと自分は思う。」

 

こういう「いい人っぽい」文章は結構読まれるように思う。

 

何がウケるか、説明しよう。

 

まずは「デメリットがある」ことを肯定することで、日本人が大好きな「寛容性」を示すことが出来る。

 

「結婚のデメリット?

 ねーよ、そんなの!

 コミュ障か相手間違えた奴の屁理屈だよ、バーカ、バーカ、バーカ!!!」

 

とオレのように書くと、不快になる人は当然多い。

 

続いて、「大変だけど、いいこともある」みたいなくだり。

これまた日本人好みだ。

 

苦労の果てに、たまには報われる。

マンガもドラマも映画も、そんなんばっかりだしね。

 

みんな、努力や我慢や成長が大好き。

オレは大っ嫌い!!!

 

ということで、いい人っぽい文章もウケる。

 

キーワードは、自虐、努力、我慢、成長、寛容、友情、愛情などなど。

こういう要素をふんだんに入れるといいぞ!

 

…バカにしてるようだけど、オレもたまにこういうの書いてるし、それほど嫌いじゃなかったりする。

 

分かりにくければ分かりにくいほどいい?

最後にもう一つ。

 

これまた「結婚のメリット・デメリット」をテーマに例をあげる。

 

「結婚のメリット・デメリットというテーマが流行っているけど、集団としての最小単位である二人という個別かつ、各々のキャラクターやクラスターで全く異なってしまう可能性があるグループを、メリット・デメリットという二元論で語ることに意味があるのだろうか?

 …略…

 結婚するしないということが問題なのではなく、一人一人が自立しているか否かのほうがよほど大事だ。」

 

解説しよう。

 

まずは、そもそものテーマに疑問を投げかける。

さらに、一文を長くして「この主語の述語はどこやねん?」と混乱させたあげく、「クラスター」だの「二元論」だのと、パッと見では分かるような分からないような言葉を使う。

 

なんだか、頭が良さそうな気がしてくる!

 

普通の文章とは違う、視点の斬新さ!

なんかすごいこと言ってそうな、分かりにくさ!

 

そう、これこそが読まれる文章の最後の型である「(一見)賢そうな文」。

平たく言うと、小難しい文章だ。

 

コツは分かりにくさと、抽象度の高さだ。

分かりにくければにくいほど、ある一定のクラスター(笑)にはウケる。

 

さらに抽象的であればあるほどよい。

各自が勝手に都合のいいように解釈できる余地が生まれるからだ。

 

うっかり、自立している個人の例に「年収700万の独身女性」なんぞをあげようものなら、、、

 

「金と自立は関係ねー!」

 

などと(主に貧乏人に)思われてしまい、せっかく抽象的に書いた文章が水の泡だ!

 

ちなみに、こういう書き方で結婚について書く場合、結論で「結婚したほうがいい」などと言ってはいけない。

 

小難しい文章が好きな人は、大体世間を斜めに見ており、凡人の幸せを毛嫌いするからだ。(単にその人が不幸なだけな気もするが…。)

 

かと言って、「結婚しなくていい」と結論付けるのも、短絡的で頭が悪そうなのでイヤがるだろう。

 

あいまいに、でもやっぱり「結婚しなくていい」ニュアンスを漂わせる辺りが、いい落としどころである。

 


以上、読まれる文章の三つの型をあげてみた。

 

まぁ読む人の好き嫌いなので良いも悪いもないのだが、最後の小難しい文章に関して、オレは大嫌いである。

それに関わる記事を明日また書く。

 

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