オレ様の世界 シーズン2

常識的な非常識 /マイノリティなマジョリティ / 本音のキレイごと / ラブ・アンド・ディトラクション / ようこそ、オレ様の世界へ

 

「ぼくは勉強ができない」を読んで痛感した真実と、その後の人生観について

昨日の記事で、「小難しい文章がオレは大嫌いだ」と書いた。

 

そう思うきっかけとなったのは、高校時代に読んだある本だった。

 

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難しい本を読んでも意味がない?

思春期特有の自意識過剰によるものか、高校時代は純文学、心理学、哲学などの難しい本を、意味も分からず読んでいた。

 

そんなある日読んだのが、「ぼくは勉強ができない」という山田詠美さんの小説。

 

ぼくは勉強ができない (新潮文庫)

ぼくは勉強ができない (新潮文庫)

 

 

そして、小説の主人公であるモテる高校生、時田秀美のセリフに衝撃を受けた…!

 

ぼくは思うのだ。

どんなに成績が良くて、りっぱな事を言えるような人物でも、その人が変な顔で女にもてなかったらずい分と虚しいような気がする。

 

もう一つ。

いけすかない学級委員長、脇山に言った言葉。

 

脇山、お前はすごい人間だ。

認めるよ。その成績の良さは尋常ではない

 

でも、おまえ、女にもてないだろ

 

これは…オレのことではないか!?と。

 

成績は良かった。

中学ではろくに勉強もせずにダントツのトップだ。

それに、難しい本も読んでいる。

 

なんとなく「オレやっぱすげー」と思っていた。

 

だが、「モテない」という現実の前には、すべてが虚しい。

てか、モテないどころか、暗すぎて友だちもロクにいなかったので、付き合うとか考えもしなかった。

 

薄々気づいていたが、勉強なんか出来なくても、かわいい彼女がいるほうが、よほど人生楽しそうである。

 

その当たり前の現実に、気づかされた…。

 

立派なだけじゃ意味がない

今となってはそこまで極端には思わない。

 

でも似たようなことはよく思う。

 

どんなに立派でも、かっこよくても、そこがダメじゃぁ話にならないよね?みたいなことを。

ただのきれいごと、っていうか。

 

例えば、婚活中は、、、

 

  • どんなに性格が良くても、一緒に歩くのが恥ずかしい外見の女性とは付き合えない

  • すごい美人でも、性格が悪ければ、結局自分が不幸になる

 

仕事に関してなら、、、

 

  • やりがいがあろうが、社会的に意味があろうが、給料安けりゃ意味がない

  • 一日8時間は働かなきゃいけないのだから、仕事を楽しくしないと人生が楽しくなるはずがない

 

そういった考えの延長線上で、小難しい文章が嫌いなのである。

 

つまり、一見かっこいいけど、現実的にはクソの役にも立ちゃしねー。

オレの貴重な青春を浪費させやがって…

 

明らかに勝手な逆恨みだが、まぁいいや。

とにかく、小難しい文章が嫌いなの!

 

そもそも、理解できるような理解できないようなことを書いてるんじゃ、主張など明確に伝わりようがない。

(ま、言いたいことなどないのかも知れないが。)

 

さらに、高校時代のオレのようなただの自意識過剰な不幸な奴に、ムダに「オレすげー」感を与えて、勘違いを助長させる可能性がある。

 

極論、人生って楽しくなければ意味がない、と思う。

 

人生に意味があるかないかは知らない。

だが、どんなに立派な生き方でも、つまらなかったり、我慢や苦痛だらけだったら、意味とかそんなもん以前にオレは生きていたくない。

 

そういう信念のもとに、ブログを書いている。

 

だから、普通の人に伝わらない難しいこと、立派だけど現実的に役に立たないことは書かないようにしている。

逆に、一見バカに思われようが、下品だろうが、書くべきと思ったことは書いている。

 

そして、ブログ読んでるだけじゃ人生なんて大して変わらないので、ときに人が行動する気になるよう煽って煽って煽りまくったり、画面の向こう側で号泣する人が続出して「オレ(私)も、がんばらなきゃ!」と改心してしまうような"神記事"をお届けしている。

 

 

結論。

 

オレ様こそがスーパー頭が良くて、ハイパーいい人である。

 

 

★★★

 

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