オレ様の世界 シーズン2

常識的な非常識 /マイノリティなマジョリティ / 本音のキレイごと / ラブ・アンド・ディトラクション / ようこそ、オレ様の世界へ

 

ある風俗嬢のとても悲しい話から感じたこと

先日、こんなメールが届いた。

 

「〇〇だよ♪

 今、△△で働いてるから遊びに来てね^^」

 

迷惑メールか…と思ったが、そうではない。

 

思い出した、〇〇ってあの子だ!

 

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住む世界が違う…

何度か書いてるが、オレは大学時代に3ヶ月ほどホストのバイトをしていた。

 

もう12~13年前だ。

そんなに経つのか…。

 

そこで客として来ていたのが、メールをくれた女性。

当時、彼女は風俗店で働いていた。

 

 

一度一緒にディズニーランドに行ったことがある。

 

その頃、ホストクラブの営業時間は夜中の1時から朝7時ぐらい、外は暗いし、店内も間接照明だったので、明るいところで彼女を見たのは初めてだ。

 

そこで、半袖の下からちらっと二の腕にタトゥーが入っているのが見えた。

オシャレな感じではなく、ヤクザがいれる「龍」みたいなイカツイ奴だ。

 

また、腕には根性焼きって言うの?

タバコを押し付けられたような跡が点々とある。

 

つい見入ってしまうと、彼女は怯えたような顔をした。

 

そのとき、オレは引いた。

 

勝手な想像だが、こんなことを思った。

 

「この子、ヤクザとでも付き合ってたのかなぁ…」

「そのときに、タトゥー入れさせられたり、根性焼きされたりしたのだろうか…」

 

そして、

 

「やっぱり風俗で働くような女性と、普通に大学行ってて軽い気持ちでホストのバイトしてるオレとは、生きてきた環境が違いすぎる…」

 

と思い、なにか壁のようなものを感じたのだ。

 

 

で、好きとかそういうのは最初からなくだたのお客さんだったし、元々就職したら辞める気だったので、自然と関係は消滅した。

 

 

オレには何もできない

そして、先日のメールだ。

 

たまたまオレのメールアドレスが電話帳に残っていて、一斉送信しただけかもしれない。

 

でも、風俗嬢でずっと同じ店で働く人はそうはいない。

一斉送信なら今でなくてもいいはずだ。

 

なぜ、このタイミングで…。

もしかして、それ以上の何かがあったのかもしれない…。

 

つまり、

 

「あのとき、ディズニーランドに行ったことをまだ覚えていて、何らかの好意が残っているのかもしれない」

 

と思ったのだ。

 

まぁ、勝手な想像だ。

 

ともあれ、書かれていた店を調べると、なんとデブ専の風俗店…。

 

たしか痩せてる子だったのだが、100キロ近くになってる…。

年齢だって、あのとき20代後半に見えたから、もう40前後だろう。

 

何とも言えない気持ちになった。

 

底辺と言うか、DQNと言うかは分からないけど、これはかなりキツイ生き方だ。

アラフォーでデブ専の風俗店で働いてる女性って、、、どうすればいいんだ?

 

オレはイヤなことがあると怒るか逃げるかする場合が多いのだが、今回ばかりは悲しかった。

 

怒るのは、まだそこに「変えられる」という思いがあるから。

逃げるのは、「別に大したことじゃない」と高をくくっているから。

 

だが、どうにかしてあげたいがどうにもできないから、悲しかった。

 

読者の幸せを願う

これを読んでいるあなたは、まだまだ大丈夫。

 

本当にどうしようもない人は、オレの経験上、文章なんて読まない。

ネットもゲームぐらいだろう。

 

それなりに長い文章を読めて理解できるぐらいの能力があれば、あとは自分の努力でそこそこ幸せにはなれる。

 

それに役立つことが提供できれば幸いである。

 

…感傷的になって、そんなことを思った。

何もしてあげられない人がいるのだから、してあげられる人には、出来る限りのことをしようと。

 

しかし、悲しいね。

 

 

★★★

 

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