オレ様の世界 シーズン2

常識的な非常識 /マイノリティなマジョリティ / 本音のキレイごと / ラブ・アンド・ディトラクション / ようこそ、オレ様の世界へ

 

たった一言で、死にたいぐらいの時期をオレは生き延びた

読者からの恋愛相談に回答していて、たまに思う。

 

別に絶対オレの言う通りにしなくてもいい。

諦めずに動き続ければ、恋愛なんて何とかなると思っているから。

 

ただ、少しでも辛くてもがんばれる言葉を伝えていることが出来ればいいな、と。

 

きれいごとじゃなくて、自分がそうだったからそうしてあげたい。

なぜかそう思ってしまうのだ。

 

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お前はだれよりも頭がいいから大丈夫だ

オレの人生のどん底は、実は婚活していたときではない。

その少し前。

 

新卒で入った会社を辞めて、転職したのだが、その会社が実にひどいところだった。

 

社長は頭おかしい奴で、毎日1~2時間、怒号が混じった説教をくらった。

もちろん、そんな会社だから業績も右肩下がりで倒産寸前だった。

 

「これはマズイ!」と転職活動を始めた。

 

だが、転職活動は全く上手く行かない。

しかもその最中に、彼女にフラれた。

 

「あのまま会社辞めなければ、退屈だったけど安定していた。

 あんなに必死で勉強して良い大学入って、オレは何やってんだ…」

 

と毎日泣いた。

キレて壁殴ったりもしてたけど。

 

ちょうどそのとき、親からオレの状況を聞いた兄貴がメールしてきた。

たった一言だけ。

 

「お前はだれよりも頭が良いから大丈夫だ。」

 

泣いた。

 

泣いて、泣いて、泣いて、泣いた。

 

オレが頭が良いかどうかなんて知らない。

いや、今の状況見たら、バカ丸出した。

 

でも、そんな客観的な話とかどうでもいい。

正論とか、常識とか、理屈とかクソ食らえだ。

 

オレには響いた。

たった一人でも信じてくれる以上、応援してくれる以上、死ぬわけにはいかない!やろう、死ぬ気でやろう、あいつの期待に応えるために!と。

 

そして、今の平和なオレがいるわけだけど、本人も忘れてるかもしれないその一言をずーっと覚えている。

死ぬ前も思い出すのかな、きっと。

 

たった一言、を伝えたい

同じように、オレに相談してくれた人に、たった一言でも、心に響く言葉を送れればと思う。

 

正しいことじゃなくても、いやそれどころか間違ったことでも、ただ

 

「もう少しがんばろう」

 

と思えれば、あとは自分で何とか出来る。

 

別に言われた通りじゃなくても、自分で考えてやれば、少なくとも恋愛ぐらいはどうとでもなる。

 

だから、とにかくそのたった一言を送りたいのだ。

少しでも「もう少しやろう!」「まだやめるわけにはいかない!」と思える言葉を。

 

理屈なんかどうだっていいんだ。

そんなもんで人が動くと思ってる奴はバカだ。

 

的外れの言葉でも、そこに気持ちがこもっていれば人は動くと信じている。

 

別にオレが何でもかんでも正しいわけじゃない。

恋愛なんて例外が多すぎて、すべてに正しく答えられるわけがない。

 

だからせめて、わざわざ勇気を出して相談してくれた人に、ただ勇気をあげられる一言を、伝えたい。

 

それだけ伝わっていれば嬉しい。

あとは、あなたが自分で何とかすると、信じている。

 

君を愛す

もう一つだけ。

オレが死にたいぐらいの日々に、泣きながら何度も聞いていた曲を紹介する。

 

ほとんどヒップホップとか聞かないんだが、唯一聞いているレイトの「君を愛す」

 

 

目の前の壁ぶち壊そう、邪魔がいるならぶん殴ろう

 

誰かのため、自分のため、理由がなくても生きるんだぜ

 

 何度、この言葉に励まされたものか…。

どっかの薄っぺらい芸能人の「死んじゃダメだ」とかいう正論なんか、クソの足しにもならなかったがな。

(この曲が収録されてるアルバム→真っ黒な光)

 

…今日はなぜか感傷的になってしまったな。

まぁ、そんな日もある。

 

プロフィール記事作ったぜ!

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