オレ様の世界 シーズン2

常識的な非常識 /マイノリティなマジョリティ / 本音のキレイごと / ラブ・アンド・ディトラクション / ようこそ、オレ様の世界へ

 

部下のくだらない不平不満を聞いといたほうがいい理由

役員になって、部下の管理が仕事の多くを占めるようになった。

 

部下を管理していて思う。

心から思う。

 

部下がくだらない不平不満ばっかり言う。

それがもうホントくだらなすぎて、面倒くさい。笑

 

ただ、くだらなくても聞いたほうがいいと思っている。

ある理由からね。

 

説明しよう。

 

 

 

できないこと、自分が得することばっかり言ってくる

まず、部下の不平不満とは具体的にどんな内容か?

 

例えば、あの人が嫌い、この仕事が嫌いとかね。

 

「知らねーよ、んなことは!

 それがイヤなら辞めろ!」

 

…としか、オレは思わんよね。

 

会社は、あなたの嫌いな人をあなたから遠ざける義務も、あなたのためにあなたが好きな仕事を割り当てる義務もないんだよ。

そんなこといちいち聞いてたらキリがないんだよ。

 

あとは、会社の体制が悪い、上司が悪い、もっとこうしたほうがいいとかね。

 

こういうのは、まぁ大体的が外れてんだ。

仕事ができなくていっつもボーナスが低い人が「ボーナスは全員同じにすべきだ」みたいな自己中心的な提案ばっかりで、言うとおりにしたら会社がおかしくなるってのが大半。

 

何にせよ、

 

「んなことできるわけねーだろ!」

「お前、自分のことしか考えてねーじゃん?」

 

ってことばっかり言ってくる。

 

てかさぁ、

 

「自分で選んでウチの会社入って、金までもらってんだから、んなことでごちゃごちゃ言うんじゃねー!

 イヤなら辞めろ!」

 

…ってのが正直なところだね。

 

不平不満を吐き出させないと、自分のバカさに気づかない

ということで、内心「くだらねーなぁ」と思いながら、部下の不平不満を聞いている。

いやだって、ホントにくだらねーんだもん。笑

 

右から左に聞き流しながら、へぇ、はぁ、あぁそうと、テキトーに相槌打ちながらね。

たま~に、やさしく「いやでも、それは会社としてはできないよね、〇〇だからね」と反論しながらね。

 

すると、中には「自分が言ってることは現実的じゃないな」とでも思うのか、考えが変わる人が出てくるんだ。

 

言いたいことを言って、多少スッキリするのかね。

で、冷静になったときに、オレの反論が多少効いてくるみたいな感じで。

 

ところで、「反省させると犯罪者になります」という、一時期流行った本がある。

 

反省させると犯罪者になります (新潮新書)

反省させると犯罪者になります (新潮新書)

 

 

この本によると、何らかの罪を犯した人に反省を求めても、反省したほうが得だから形だけ反省する。

でも内心は反省せずに、反感を持つだけ。

 

反省させる前に、不平不満を思う存分吐き出させると、「自分が間違ってたかもしれない…」とふと気づくこともある。

 

なんかわかる気がしてね。

 

オレだって、いきなり「お前は間違ってる!」とか「謝れ!」とか責められたら、形だけ謝ったり反省したフリして、自分が間違ってても自分のことを省みず、正当化する理由を考えるだけだと思うからね。

そして、自己正当化したあとでなら、自分の間違いに気づくこともあるからもしれないともね。

 

それを応用して、くだらないと思いながらも部下の不平不満を聞いている。

すると、自ら自分の間違いに気づいて、心を入れ替えてがんばる人も出てくる。

 

ま、ぜんぜん気づかずに、的外れな不平不満を言い続ける人もいるけどね。笑

それでも不平不満を言わせたほうが、全体としてはマシかなぁと。

 

ということで、部下のくだらない不平不満でも聞いといたほうがいいよ、と。

いやホントくだらないから、面倒くさいんだけどね。笑

 

★★★ 

 

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