オレ様の世界 シーズン2

常識的な非常識 /マイノリティなマジョリティ / 本音のキレイごと / ラブ・アンド・ディトラクション / ようこそ、オレ様の世界へ

 

なぜ仕事がキツイのか?とりあえず、従業員のせいではない

出世して、もう従業員というより経営陣側になって思う。

 

仕事がラクなのもキツイのも、従業員の能力とかやる気とかの問題じゃない。

経営サイドの問題だ。

 

従業員ががんばったって、焼け石に水

例えば、1時間3000円のマッサージ屋と、1時間6000円のマッサージ屋があったとしよう。

 

話を簡単にするためにマッサージ以外で儲ける手段はないとすると、1時間3000円のマッサージ屋はどうしたって1時間3000円しか儲からない。

対して1時間6000円のマッサージ屋なら、1時間6000円儲かる。

 

ここが大事なわけよ。

 

 

 

利益の上限が決まってる以上、利益を出すために従業員ができることって実はあまりない。

休憩を減らすとか、サービス残業するぐらいしかない。

 

それやったところで、1時間3000円と6000円の店の利益の差はほとんど埋まらない。

 

いくら従業員ががんばったって、せいぜい数百円は儲かるぐらい。

焼け石に水だ。

 

仕事がラクかキツイかは、ほとんど経営の問題

1時間3000円じゃ儲からないから、6000円にしても客が入るようなサービスにするのが一番手っ取り早い。

そのために経費が時間あたり1000円増えたとしても結果5000円儲かるのだから、1時間3000円のマッサージ屋やるより儲かるし、従業員もラクになる。

 

そういうことを考えて実行するのが、経営なのだ。

 

話を簡単にするためにわかりやすい例をあげたけど、何であれ同じこと。

経営陣が効率的なビジネスモデルを構築できれば、利益も出るし従業員の仕事もラクになる。

 

なので、仕事がラクか大変かは、ほぼ経営サイドの問題。

従業員ができることなど、ほっとんどない。

 

ホワイト企業がホワイトなのは、ラクで儲かる仕組みがすでにあるからだ。

ブラック企業がブラックなのは、従業員をこきつかわないと儲からない仕組みしかないからだ。

そしてその違いは、経営陣の能力の問題なのだ。

 

…と、従業員にやる気も能力もないのに、なぜか儲かっていて仕事も超ラクな今の会社にいて実感する。