オレ様の世界 シーズン2

常識的な非常識 /マイノリティなマジョリティ / 本音のキレイごと / ラブ・アンド・ディトラクション / ようこそ、オレ様の世界へ

 

差別はなくならない

少し前に、某政治家がLGBTの方に対する差別的な発言をしたと話題になったが、「差別は良くない」なんて様々な場所でしつこく言われているのに、一向になくならない。

 

男女差別だったり、人種差別だったり、そういう表に出てきやすいこと以外にも色々ある。

 

思えば、小学生の頃から差別は存在した。

 

家が貧乏だとか、運動ができないとか、太っているとか背が低いとか、とにかく劣っているところ、人と違うところを見つけてはバカにされたり、自分もしたりしていた。

 

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成長するにつれ、差別はどんどん増える。

性格が暗いとか、空気が読めないとか、友達が少ないとか、趣味が変だとか、ちょっとでも普通と違うと差別される。

 

一般的には長所であることさえ、差別の原因になる。

勉強ができると「ガリ勉」などとバカにされ、「頭はいいのに〇〇はできない」などとあら探しされる。

オレが実際にされたことである。

 

大人になってもある。

どんな環境においてもある。

というか、あった。

 

大企業にいたときは、中小企業の人たちを見下した発言が多々あった。

中小企業にいると、大企業の人に対して「あいつらはラクしてる」と逆差別する。

学生の頃バイトしていたホストの世界では、いかに高い服を着ているかとか、客同士が「あいつは金使ってない!」などともはやよくわからない差別が行われる。

 

またはっきりとは言わずとも、職業や容姿、未婚であることや子どもがいないこと、果ては友達の多い少ないだとか、休みの日に家にこもりがちだとか、ネットに詳しくないだとか、もはや人の勝手でしかないことにまで暗にバカにする人たちは大勢いる。

ネット上では、匿名で明らかに良くない差別をしまくる人もかなりの数だ。

 

かく言うオレも、口に出すことはあまりないとは言え、つい差別的なことを思ってしまうことはある。

 

もうどこもかしこも差別だらけである。

明確に問題があるとされる差別は叩かれるようになってきたが、細かいことを言ったらキリがないほどこの世は差別であふれかえっている。

 

もはや、人類の本能に差別があるような気がしてならない。

差別があることが、何らかの形で人類が生き延びるための役に立っていたのかもしれない

 

ということで、オレは差別はなくならないように思う。

 

差別があることを前提に、淡々とやっていくしかない。

暑い夏はエアコンをかけてしのぐように、自分に降りかかる害を減らすしかないだろう。

 

ただ、LGBTの方に対する差別のような、どう考えてもそれ言っちゃマズイだろうってことを言う人たちは相当頭がヤバイので、さっさと距離を置くようにしたい。