オレ様の世界 シーズン2

常識的な非常識 /マイノリティなマジョリティ / 本音のキレイごと / ラブ・アンド・ディトラクション / ようこそ、オレ様の世界へ

 

向いていない仕事を続けると、かなりヤバイことになる

数日前、中途採用で入社した人が会社を辞めていった。

在籍期間はわずか半年。

 

辞めた理由は、面接で言っていたのと実際の本人の実力が違い過ぎたことだ。

「あれもできる、これもできる」と話していたのに、いざやらせてみたら全くできない。

 

知識はあっても、実力がないというか。

ブログのアクセスを伸ばす方法は知ってても、いざ文章書かせたら、時間かかってしかも文章が下手すぎて何言ってるかよくわからない、みたいな感じ。

 

周りが気づいて、徐々に仕事がなくなり、いたたまれなくなって自分から辞めた、と。

 

しかし、あの人もう50近かったのだが、今後どうするつもりだろうか?

あの年齢では、そう簡単にまた転職できるとも思えない。

 

結婚して子どももいるのに…

さぞかし大変だろう。

 

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その人に限らず、中途で入ってくる人を見てると似たような人は何人かいた。

 

面接の印象は良い。

できそうなことを言っている。

 

だが、いざやらせてみると全くできない。

 

職歴が長いから、それっぽいことは言える。

でも実力が伴わない。

 

なぜそうなるかって、向いていなかった仕事をし続けてしまったことが、根本的な原因だと思うのだ。

 

仕事には確実に向き不向きがある。

努力でどうにかなるものではないと、経験上思う。

 

ビジネス書には「口下手な人ほど営業に向いている」などと書いてあったりするが、向いているわけはない。

初対面の人にも物怖じせず、とにかく色々な人と会って話すのが好きな人のほうが営業に向いている。

 

音痴の人を普通に歌わせるのは至難の業で、最初から歌が上手い人をもっと上手くするのが簡単であるように。 

 

口下手なのにずっと営業職を続けるようなことをしてしまったら、そりゃぁ色々な場面で苦労するだろう。

 

どんなにがんばっても、なかなか結果は出ない。

出世するどころか、会社にいるだけでも難しい。

 

結果、転職を繰り返す。

若いうちならまだしも、年を取ってからの転職はそう簡単ではない。

 

そういう悲劇に陥っている中年以上は結構いるのかもしれない。

向いていない仕事は、早くどこかで辞めないと大変なことになる。

 

弱点を克服するなどというと聞こえはいいが、そんな簡単にできるものではない。

あなたの周りに、暗かったのに明るくなった人とか、おおざっぱだったのに細かくなった人なんているか?

 

やめていくおじさんを見ながら、そんなことを思ったのである。