オレ様の世界 シーズン2

常識的な非常識 /マイノリティなマジョリティ / 本音のキレイごと / ラブ・アンド・ディトラクション / ようこそ、オレ様の世界へ

 

いわゆる「コミュニケーション能力が高い人」があまり好きではない理由

会社に「話が上手い」「だれとでも仲良くできる」とされている人がいる。

たしかにオレもそう思うのだが、どうにも好きになれない。

 

思えば昔から、いわゆる「コミュニケーション能力が高い人」に対しては違和感がある。

嫌いではないけど、話していてあまり面白くないというか…

 

考えてみたら理由がわかったので、今日はそんな話。

 

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最大公約数的な話でしかない

そもそも、コミュニケーション能力が高い人の会話とはどんなものか?

 

相手が知っていて、相手が盛り上がりやすい、いわば最大公約数的な話をその場その場で上手く回せる人である。

 

職場でコミュニケーション能力が高いとされている人の会話を聞いてると、とりあえず今世間で話題の、ちょっと前ならオリンピックかなんかの話をして、ひとしきり盛り上がった後にみんなが興味がありそうな会社の話をする、みたいな感じ。

 

みんな知ってて興味もあるから、話が盛り上がりやすい。

その辺りの会話のチョイスが良く、また引き際と次の話題への転換もちょうどいい。

 

コミュニケーション能力が高いというのは、それが上手くできる人のことを言うのだろうと思う。

 

だがオレは好きではない。

 

興味がないし、仕切られたくない

オレは世間の流行りについていく気もなければ、やめる気満々の会社の話もどうでもいい。

一般的には盛り上がる話題が、オレにとっては盛り下がる話題であることが多い。

 

また、話がちょっと詰まると話題を変えられるのも好きではない。

詰まってからこそ、本音が出てきて面白くなると思っているからだ。

 

会社の話題から、徐々に会社への不平不満などのドロドロした方向に向かうことがある。

 

そうそれ!

そういうのは聞きたい!

 

コミュニケーション能力が高い人は、話題が好き嫌いわかれる方向に行くと、うまい具合に話を変えてしまう。

 

つまらん。

実につまらん。

ここから面白くなってくるというのに。

 

さらに言うと、オレは人に仕切られるのが大嫌いだ。

 

だれかを中心に話が回っているのに気付くと、

 

「なんだこいつ、仕切りやがって!」

「自分の話が上手いと思ってやがる!」

 

と反感を覚える。

 

仕切ることが悪いわけではない。

悪いのはオレの性格だと自覚はしている。

 

だが現実問題ムカつくのだから仕方ない。

 

本音が聞きたい

前にオフ会を開いたときに、「なんでオレのブログを読んでいるのか?」という話題になった。

 

ある人が言ったことを未だに興味深く覚えている。

 

「私もほとんどの人が嫌いだからです!」

 

そう、こういうのだよ!

オレが聞きたいのは!

 

こんなことを言っちゃいけないとか、こういう話が盛り上がるとかじゃなくて、その人の本当に考えてることが面白い!

 

またそういう話ができた人の中から、本当に仲が良い人ってのができるんじゃないかと思っている。

「こういう話はこの人としかできない」ってことが増えて、切れずにずっと続いていってね。

 

浅く広くじゃなくて、狭く深く付き合いたいのだ、オレは。

 

 

ま、オレの個人的な価値観の話だ。

 

コミュニケーション能力が高い人が悪いってわけじゃないので、あしからず。