オレ様の世界 シーズン2

常識的な非常識 /マイノリティなマジョリティ / 本音のキレイごと / ラブ・アンド・ディトラクション / ようこそ、オレ様の世界へ

 

奥さんの妊娠をきっかけに、人の心配をしだした話

そもそもあまり人に興味がないのか、自分が放っておいてほしいからなのか、オレは人のことなどまず気にしない。

だれが何をしようが、自分に関係ないことであれば、「好きにすれば?」って感じである。

 

ということで、人の心配をしたりすることも、もちろんなかったのだが…

 

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奥さんが妊娠して、日に日にお腹が大きくなっていくのを見ていると、さすがに心配になってきた。

「ちょっと押されたら破裂しちゃうんじゃないか?」と思うぐらい、風船のように膨らんでいったからだ。

 

朝、満員電車に乗りながら、ふと思う。

 

「こんな混んでる電車乗ってないよね?

 大丈夫かな?」

 

階段を上り下りしながら、思う。

 

「あのお腹じゃ、ロクに足元も見えないだろう。

 転ばないかな?大丈夫かな?」

 

さらには、寝る前に思う。

 

「ついうつ伏せで寝ちゃったらマズイんじゃないか?

 ちゃんと横向いて寝てるだろうか?」

 

心配しすぎな気もするが、自然と気になってしまうものである。

 

いやしかし、初めてである。

人の心配なんてするのは。

 

物心ついたときから、親に心配されるのが鬱陶しくて仕方なかった。

知り合いに心配されるのも「自分がいい人だと思いたくて、心配してるっぽいポーズ取ってるだけじゃないの?」と、なんか偽善っぽくてムカついていた。

 

そういうのがオレだと思っていたのだが、奥さんの妊娠をきっかけにちょっと変わり始めたようである。

 

さてさて、今後どうなることやら。 

 

 

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簡単なことだよ。

 

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