オレ様の世界 シーズン2

常識的な非常識 /マイノリティなマジョリティ / 本音のキレイごと / ラブ・アンド・ディトラクション / ようこそ、オレ様の世界へ

 

人との関係は「掘る」

Facebook見てたら、知り合い夫婦の写真が今年も投稿されてた。

毎年結婚記念日に二人の記念写真をプロにお願いしているようで、なんというかキラキラした写真。

 

う~む、我が家とは違うなぁ…。

 

そういう夫婦の関係って、「盛っている」ように思う。

「私たち、こんなに仲が良い!」ってね。

 

価値観の問題だと思うが、オレは違う。

夫婦であれ、友だちであれ、オレは人との関係を「掘る」。

 

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例えば、会社のなんとなく雰囲気的に自分と合いそうな人に、ちょっとジャブ的に会社のウザイ人の悪口を言ってみる。

「あの人、いつも〇〇ですよね。笑」と。

 

すると、向こうからも返ってくる。

「そうそう、わかります。笑」

 

そこでの反応を見てイケそうだったら、もう少しストレートな悪口を言う。

それもOKなら、今度は会社全体の不満を言う。

最終的には、会社を辞めたい的なことまで打ち明ける。

 

試しにちょっと掘る。

向こうも掘ってくれれば、もっと掘る。

その繰り返してどんどん掘り進む。

 

それがオレの人間関係の作り方である。

 

また、人によって穴の形は変わる。

 

会社の悪口が中心なこともあれば、二人にしかわからない趣味の話だったり、二人だけには面白い冗談だったり、あるいは熱い話だったり。

いくつもの穴が重なって、徐々により深く、太く、個性的な形が形成されていく。

 

そういう関係は自慢できるようなものではない。

深いいびつな穴の底など、他人に見せたって見えないのだから。

 

だが、オレにとっては面白い。

 

しっかりとはまった関係の安心感。

掘り進めると何が出るかわからない好奇心。

 

それがオレが人間関係に求めるものである。

オレと仲が良い人もきっとそうだと思っている。

 

逆に言うと、盛る関係なんて面白いと思ったことがほとんどない。

 

盛る方法など限られているから、すぐに飽きる。

盛れば盛るほど崩れやすくもなる。

 

そういうのは十分やった。

もういい。

 

 

さて、あと何人の人と、どこまで関係を掘れるだろうか。