オレ様の世界 シーズン2

常識的な非常識 /マイノリティなマジョリティ / 本音のキレイごと / ラブ・アンド・ディトラクション / ようこそ、オレ様の世界へ

 

死にたくなったら「筋肉少女帯」を聴け ~主に「キラキラと輝くもの」より

高校時代に初めて「筋肉少女帯」を聴いた。

「蜘蛛の糸」という曲だ。

 

歌が下手というのが第一印象だが、それを補うには余りあるほど、歌詞が衝撃だった。

 

友だちはいないから ノートに猫の絵をかく

友だちはいないから やせた子猫の絵をかく

 

同じ会話に夢中で 同じ調子で笑って

くだらない君たちの中で ボクは貝のように黙った

 

あの人は暗いから 話しかけるの止めとこう

あいつはあぶないから 話しかけるの止めとこう

 

蜘蛛の糸が降りてきたら ボクは誰よりも早く昇ろう

ボクの姿消えた時 みんな初めてボクに気付くのさ

 

蜘蛛の糸を昇って いつの日にか 見おろしてやる

蜘蛛の糸を昇って いつの日にか 燃やしてやる

 

最近どうもみんなが ボクを笑ってる気がする

 

ほぼこの通りに生きていた時代だった。

 

辛かった。

毎日が。

 

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その後買った筋少のアルバムが「キラキラと輝くもの」。

何度聞いただろうか。

 

 

小さな恋のメロディ」は同名の映画をモチーフにした曲。

17歳の少女が語るような歌詞だ。

 

「あたし今日ね 昔の映画を見たの 『小さな恋のメロディ』よ

 ねぇ 二人はさぁ トロッコに乗って逃げてくの ラストシーン」

 

「あの二人が」

「どこへ行ったか」

「あなたわかる?」

「きっと地獄なんだわ」

 

「恋も人も」

「ねぇ消えるでしょ?」

「だからあたし」

「早く死んで消えるの」

 

希望がない。

だから、共感できた。

 

曲の終わり、ナレーションのように大槻ケンヂの声が入る。

 

いや、ちがう

我々が思うほど

この世界は

哀しくプログラムされちゃいない

 

何より もうこれ以上

君の周りに不幸の存在を

俺は認めない

 

本当にそうなのか、

わからなかった。

 

でも、グッと来た。

 

「そして人生は続く」という曲。

こちらは小説のようだ。

 

今、じーさんの夢が 現実のものとなった

かれこれ55年 待ち続けた

 

銀幕の大女優 若き日のマドンナ

本物に出会えた 養老院

 

待ち伏せたぜゲートボール おろしたてのジャージ

人生はシネマさ 腰をのばせ 言うぜ!

 

「愛していましたずっと 半世紀もの間を

 アンタだけがワシの 心支えてきた」

 

静まり返る老人ホーム その時、奇蹟生まれた

女の子みたいさ ばーさんがうなづいた

 

初めてのデートは 銀座の映画館

楽しげな二人を 遠目に僕は思う

 

苦しむことは多いが 哀しむことはないのだ

映画を見た後は 日比谷まで歩こう

 

いく度、地獄に落ちる その度、奇蹟生まれる

本当にシネマのよう うまくできてるね

 

もう少し、生きてみようと思った。

 

最後は「冬の風鈴」。

 

しかし その後 幸福になったと聞く

いいな、それは

なんだか涙が出るな

 

今になって、分かる。

その後、幸福になれる。

 

もう少し、生きてやろうじゃないか。

 

 

★★★

 

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