オレ様の世界 シーズン2

常識的な非常識 /マイノリティなマジョリティ / 本音のキレイごと / ラブ・アンド・ディトラクション / ようこそ、オレ様の世界へ

 

人間関係に疲れるのは、丁寧な会話をしていないからでは?

先日、友だちと旅行に行った。

 

彼との付き合いは長い。

大学時代からだから、かれこれ15年ほどだ。

 

だがしかし。

付き合いが長いから、何でも話せるわけではなかった。

 

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旅行中、山登りしようという話になった。

 

ところが、山までの道のりが遠く、着替えなども持っているので荷物も多い。

たどり着くまでにオレは疲れてしまった。

 

しかし、彼はスポーツマン。

登る気満々だ。

 

「ここまで来て、疲れたからやめよう、とも言いにくい…

 どうしたものか…」

 

と悩んだ。

 

そんなとき、思い出した。

自分で書いた記事を。

自分も他人も生かすコミュニケーションの方法とは?~『大人も知らない「本当の友だち」のつくり方』を読んで - オレ様の世界

 

そうだ、言い方には気を付けつつも、自分の思いを伝えるんだった!

やるなら、今だ!

 

意を決して言った。

 

「ここまで来て、こんなこと言うのは申し訳ないんだけど、正直オレ疲れちゃって。

 登ろうと思えば登れないこともないんだけど、知っての通りオレ短気だから、途中で機嫌が悪くなっちゃうかもしれない。

 そうすると〇〇にも迷惑かけちゃうから、オレはここで待とうと思うんだけど、いいかな?」

 

すると、彼はちょっと残念そうではありつつも、

 

「分かった!

 オレもちょっと疲れたし、旅行まで来てそんながんばってもしょうがない!

 メシでも食いに行こうか!」

 

と言ってくれた。

 

ただそれだけっちゃそれだけなんだけど、オレすげー感動したんだよ。

 

言いにくいことでも、言い方を考えつつ素直に伝えるって、楽しいんだな、って。

 

いや、書けば簡単そうじゃん?

 

でも、実際オレやってなかったんだよ。

15年も付き合ってるのに、こういうことを話したのは一度もなかった。

 

空気読んで、我慢して。

もちろん、我慢出来ることだからそうしてたんだけど、やっぱりそれってストレスで。

そのうち爆発して、攻撃的な口調になったりして。

 

だから、たまに一人になりたくなって。

要するに、人間関係に疲れてたんだ。

 

ちょっとの勇気を出して、丁寧に会話すれば相手に伝わる。

伝わると、変わってくれる。

 

それって、ストレスがないどころか、すっごい楽しい。

 

もちろん、すべてがそう上手くいくわけじゃないかもしれない。

 

でも、大きな一歩だと思う。

何かをつかみかけてる感が半端ない。

 

地味だけど、この記事、今年のベストの一つになる。

そのぐらい、人生変える奴だと思う。

 

しかも、明日も似た系統の話を書く。

お楽しみに!

 

 

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