オレ様の世界 シーズン2

常識的な非常識 /マイノリティなマジョリティ / 本音のキレイごと / ラブ・アンド・ディトラクション / ようこそ、オレ様の世界へ

 

根はいい人なんて、まずいない

「あの人、根はいい人なんだけどね。」

 なんて言葉をよく聞く。

 

だが、それなりに生きてきて思う。

 

根はいい人なんてまずいない。

 

いい人は、フォローしなきゃいけないことをほとんどしない 

「根はいい人」と言うのはどういうときかって、だれかが失礼なことやイヤなことを言ったりしたりしたときである。

 

「たまにイヤなことしちゃうけど、本当はいい人なんだよ。」

と、その彼なり彼女なりをフォローする意味の言葉だ。

 

だがオレからすると、いい人をフォローする必要はない。

 

 

 

いい人は、そもそもフォローしなきゃいけないような言動をしない。

よほどイヤなことがあっても、人に当たるようなことはしない。

 

なぜなら、いい人だからだ。

 

何もなければもちろん何もしてこないし、何かあってもぐっと我慢してこらえたり、そもそも八つ当たりするという発想自体がなかったりする。

それがいい人だ。

 

イヤなことをする人は、ゴキブリと同じ

対して、何かイヤなことを言ったりしたりしてくるような人は、それがたまにではすまない。

イヤな言動ばかりしてくるのだ。

 

ゴキブリを一匹見かけたら百匹はいると聞いたことがあるが、それと同じ。

一つでもイヤなことをしてくる人は、同じようなことを百回はやる。

 

まぁ、そんな人もたまにはいいこともするのだが、あくまでたまにだ。

そして普段が普段な分、たまにしたいいことがやたらと目立って、「根はいい人」になってしまうこともある。

 

だが冷静に考えると、7割イヤな奴で、3割いい人ぐらいの話であり、全体としてイヤな奴であることには変わりはない。

 

それなりに生きてきたオレの経験則であり、オレが知る限り例外は一人もいない。

 

一つでもイヤなことをしてくる人とは、さっさと距離を置くべし

ということで、一つでもイヤなことをされたら、そいつとは極力関わらないほうがいい。

 

「根はいい人」なんて思って付き合い続けても、いいことはない。

なぜなら、「根が悪い奴」だからだ。

 

フォローする必要もない。

というか「根はいい人」なんて思わせてしまったら、周りが迷惑することになるからだ。

 

「根はいい人」の本当の意味は、「基本悪い奴だけど、たまにはいいこともする」なのだ。

そして、そんな奴とはみんな距離を置くべきなのだ。

 

オレも「根はいい人」などという、お人好しすぎるキレイごとをうっかり真に受けて、ムダな時間を過ごしてしまった…。

 

とにかく、「根はいい人」なんていない。

そんなことを言わなきゃいけない時点で、悪い奴である。