オレ様の世界 シーズン2

常識的な非常識 /マイノリティなマジョリティ / 本音のキレイごと / ラブ・アンド・ディトラクション / ようこそ、オレ様の世界へ

 

女社会が面倒くさすぎて、男のオレでさえイヤになる

「女同士は面倒」「女社会は大変」とは、当の女性たちが良く言う。

 

一体、何がどう面倒で大変なのか。

それを痛感するようなことが社内で起きていることを知った。

 

まぁ聞いてくれ。

あきれるほど、面倒くさすぎる話をな…。

 

年上女性の年下女性に対する悪口とイジメがひどい

オレの部下に、50代、30代、20代の女性がいる。

 

ある日、50代女性がオレに相談しに来た。

 

「20代女性さん(仮)が、仕事もせずに、男性社員ときゃっきゃきゃっきゃ話してるのが気になって仕事が手につかない!」

 

 

 

言われたのでその20代女性さん(仮)を観察してみたが、別にそんなにきゃっきゃきゃっきゃしてるわけでもない。

どちらかと言うと一部の男性社員が、20代のそこそこかわいい女子と話せてきゃっきゃきゃっきゃしている。

 

「これ、若くてチヤホヤされてる女性に対するただの嫉妬じゃないか?」

 

と気づき、さてどうしたものかと考えていたら、30代女性がやってきた。

 

「20代女性さんは仕事ができない!

 何でもだれかに聞いている!」

 

なのでもう一度20代女性を観察してみたら、確かにわからないことをだれかに聞いている。

すると、そこそこかわいい若い女子に話しかけられてうれしいのか、一部の男性社員がやたらと丁寧に教えている。

 

「こいつも嫉妬か…」

 

と思っていてふと気づいた。

 

50代女性と30代女性の、20代女性に対する対応がひどい。

 

何か聞かれてもそっけなかったり、妙に口調が強い。

「それは〇〇!」「前に言ったでしょ?」みたいな感じである。

 

結果として、20代女性は男性社員に聞く。

男性社員は若くてそこそこかわいい女子に話しかけられるもんだから、喜んで懇切丁寧に説明し、ついでに仕事と関係ない雑談までしてるから、50代女性と30代女性は嫉妬にかられてますます怒る。

 

どこまでも面倒くさい女社会

別に20代女性に悪いところはないので、50代女性と30代女性に何か言われるたびにへぇへぇ、はぁはぁ、とテキトーに流している。

 

「お前らだって、昔は多少はチヤホヤされただろ?

 年上女性にイジメられただろ?

 くだらないことやってんなよ!」

 

と言いたいのだが、さすがのオレでもそうは言えない。

 

我慢して、ただただ聞いている。

それでも彼女らには多少のガス抜きにはなるようで、いったんは収まる。

 

しかしまぁ、面倒くさい。

「これも管理職の仕事なのかもしれん」と諦めている。

 

さて、ここまで読むと20代女性さん(仮)には何の非もないかのように思われるだろう。

 

だが、歴史は繰り返す。

いや、繰り返していた。

 

去年、20代前半の女性が新卒で入った。

しかし半年で辞めてしまった。

 

理由は何か。

20代女性さん(仮)のイジメである。

 

わからないことを聞くたびに「こうやるの!」と雑に教え、それじゃわからないからまた聞くと「前に言ったでしょ!」という感じで、非常に冷たくしていたらイヤになって辞めてしまったのだ。

自分より若い女子に、男性社員にチヤホヤされている自分のポジションを奪われかねない危険性を察知した、本能的な恐怖によるものなのかもしれない。

 

わからんでもないけどさぁ。

いや、わかんねーなぁ。

 

とにかく、面倒くさい!

面倒くさすぎる!

 

男に生まれてよかったぜ!