オレ様の世界 シーズン2

常識的な非常識 /マイノリティなマジョリティ / 本音のキレイごと / ラブ・アンド・ディトラクション / ようこそ、オレ様の世界へ

 

クリスマスなんて嫌いだった

今日はクリスマス。

正確にはクリスマスイブだが、日本人的にはイブがクリスマスのメインだろう。

 

今年は特に何事もなく、家を少し飾り付け、ケーキを食べて過ごしたが、平和になったのは結婚して以来ここ数年のこと。

 

それまではイヤだったなぁ。

クリスマスなんて。

 

「クリスマスは恋人と過ごさなければいけない」プレッシャーは一体何なの?

中学生ぐらいまでは、クリスマスは「家でケーキが出される日」としか認識していなかった。

 

高校生ぐらいになると、意識が変わり始めた。

 

 

 

「クリスマスといえば彼女と過ごすべき」みたいな強迫観念が生まれ始めた。

周囲の人間関係やメディアの影響であり、よく考えれば、クリスマスを一人で過ごそうが、家族といようが、友達と遊んでようが、人の勝手である。

 

だが人の思考の95%は周囲の影響により決まっていると言われているぐらいだから、知り合いやメディアからの「クリスマスは彼女と過ごすべきだ!」という意見をムシはできなかった。

というか、めちゃくちゃ意識していた。

 

そのせいで、クリスマスがイヤだった。

もうイヤでイヤで仕方なかった。

 

「クリスマスなんて知ったことか!」とあえて声を大にしていたのは、それだけクリスマスがイヤだったことの裏返しでしかなかった。

 

クリスマスを好きな人と過ごしたことがない

そもそもモテないので、高校生のときから結婚するまでの15年だかそのぐらいの間、彼女と過ごしたことなどほとんどない。

てか、一回しかない。

 

それ以外の日は「今年は仕事だから仕方ないな」と自分に言い訳したり、「クリスマスなんて関係あるか!」と強がったり、友達と遊んではふと「今年も男とか…」とうっかり本音が出てしまったりしていた。

 

好きな人とは上手くいかないので、クリスマスを一緒に過ごすほどの仲になったことがない。

好きじゃない人なら一緒にいてくれそうな人もいたが、クリスマスに会ったら期待させてしまってさすがに悪いし、そんなことをするぐらいなら一人で過ごしたほうがいい気さえする。

 

一度だけ寂しさに耐えきれず、うっかり好きでもない人と会ってしまったら、その後結婚を迫られて大変だった。

 

とにかく、散々だった。

徐々にクリスマスがイヤだったことは記憶のかなたに葬られつつはあるものの、うっすらと薄ら寂しい気持ちだけは残っている。

 

今、結婚して子どもまでできると、クリスマスはまた昔の「なんかケーキが食える日」に戻った。

それどころか、つい一週間ぐらい前まで「あ、もうすぐクリスマスだ!ケーキ予約しないと!」なんてやってたぐらい、クリスマスなんてたいして意識さえされないイベントになっている。

 

平和だ。

実に平和だ。

 

ということで、クリスマスがイヤな人はさっさと結婚しよう。

結婚さえすれば、クリスマスなんてなんでもなくなる。

 

もちろん、結婚するのは相性のいい人とね。

 

毎度のことながら、自分と合う人と結婚したい人にはオレが書いた電子書籍を読むことをオススメする。

 

オレ様婚活術: まだ簡単に結婚できると思ってんの?

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