オレ様の世界 シーズン2

常識的な非常識 /マイノリティなマジョリティ / 本音のキレイごと / ラブ・アンド・ディトラクション / ようこそ、オレ様の世界へ

 

副業解禁?ふざけるな!オレがクソムカついている理由

政府の働き方改革なるものの影響か、最近よく副業解禁について書かれたネットの記事を見かける。

 

解禁される前から副業について調べ、実際もう10年近く副業しているオレとしては、違和感だらけである。

正直ムカついてさえいる。

 

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禁止だったのがおかしい

そもそも、なぜ副業は禁止されていたのだろうか?

 

会社の業績が右肩上がりで、会社が社員の面倒を一生みれるような時代ではない。

 

なのに、「ウチだけで働け!」っておかしいだろう?

何が起こるかわからないし、何かあったって会社は責任なんか取れないのに。

 

副業しておけば、いざというときいくばくかの貯金になる。

副業で培った技術で転職も容易になる可能性はある。

副業から独立ということだってあり得る。

 

夜中にコンビニでバイトしてて本業中寝てるだとか、社内の機密事項を持ち出して儲けてたとかならともかく、ちょっとネットで何かする程度の副業を禁止する理由があったとは思えない。

 

禁止していたのは政府

副業禁止は就業規則に書かれている。

 

就業規則は社員が10人以上になると作らなければいけないのだが、中小企業だと中身を精査して作る余裕はない。

なので、厚生労働省が公表しているモデル就業規則のほぼコピペになることが多い。

 

で、このモデル就業規則が副業を禁止していたのだ!

だから、多くの企業がいつの間にか副業を禁止していたのだ!

 

いうなれば、国が副業を禁止していたようなもの。

そして、最近は国が副業を解禁しろと言い出している。

 

ちょっと都合がよすぎるような気がするのはオレだけか?

 

そもそも違法なのでは?

オレは副業する前、問題がないか色々調べた。

 

すると、先述したような本業に影響がない副業なら、会社にバレて裁判になっても問題ないという判例がいくつかあった。

法律に詳しいわけではないのであれだが、要するに憲法職業選択の自由が認められてるから、就業規則で副業を理由もなく禁止することはできない、ということだった。

 

…てことはだ。

そもそも就業規則で副業を禁止するのが違法なんじゃないか?

 

そのあたりも、なんかモヤモヤする。

 

社会保険料目当て

ところでなぜ、国は副業解禁などと言い出したか?

 

会社員のためを思って?

いやいや、んなことしねーよ、あいつらは。

 

オレが思うに、社会保険だよ。

 

会社員やってて、会社から社会保険を払ってる人は、副業分の社会保険を払う必要がない。

つまり、本業で月に30万円、副業で月100万円稼いでいたとしても、30万円分の社会保険料を払ってりゃいいってわけ。

ここを合算させたいのだろう。

 

まぁ少子高齢化社会保険が必要なのはわかるが、社会保険は毎年少しずつ、細かく給料明細を見ないとわからないぐらい上げてるのが元々気に入らなかった。

さらに、副業解禁などという美しい謳い文句で、はっきりそうとは言わずにまた社会保険料を上げようとしてやがる。

 

コソコソやるのが気に入らねー。

 

知らせてもいいことがない

懸念していることもある。

仮に副業解禁が広まると、副業してることを会社に言わなきゃならない事態になるかもしれない。

 

…ブログに会社の悪口書きまくってるなんて言えるか!

 

仮に言っても特に問題ない副業をしていたとしても、どうだろう。

 

ウチの会社で「副業してる」なんて言おうものなら、「あいつは副業で稼いでいる」などと嫉妬まじりにウワサされ、ひどい場合には「じゃぁ給料上げなくていいか」なんて話になりかねないのが、容易に想像できる。

 

 

ということで、オレは副業解禁にムカついている。

 

そもそも禁止されてたのが意味不明だし、国がてめーの都合で禁止したり解禁したりしてるのが気分悪い。

しかも、会社に言えなんて話になったら迷惑極まりない。

 

副業解禁なんてしなくていい!

勝手にやるわ!