オレ様の世界 シーズン2

常識的な非常識 /マイノリティなマジョリティ / 本音のキレイごと / ラブ・アンド・ディトラクション / ようこそ、オレ様の世界へ

 

残業代が出ないのに?好きで残業している上司の実態を考えてみた。

オレが勤めている会社は、はっきり言ってヒマだ。

 

だが、上司たちは残業している。

部下にやらせればいいことを自分でやったり、重箱の隅をつつくような細かいことをするなどして、仕事を作っている。

管理職なので残業代も出ないのに、だ。

 

どうやら、好きで残業しているようである。

一体なんのために…

 

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最近、GANTZというマンガを読み返していた。

  

GANTZ 1 (集英社文庫)

GANTZ 1 (集英社文庫)

 

  

普段は普通に暮らしているが、定期的に化け物と殺し合いをして倒して生き残らなければならないという不条理マンガだが、こんなシーンがあった。

 

最初は化け物と殺し合いをさせられるのが嫌で嫌で仕方なかった主人公が、むしろそれを心待ちにし始める。

 

普通に暮らしていても、楽しいことはない。

化け物と戦うときは生死をかけた充実感があるし、戦いにも慣れて仲間からも頼られる。

だから、早く戦いたい。

 

…あぁ、たぶんこれだわ。 

好きで残業している上司の気持ちは。

 

家族とあまり仲良くないので、一緒にいても面白くない。

家にいて疎まれることはあっても、頼られることなど滅多にない。

趣味も特になく、そもそも仕事以外で何をすればいいかわからない。

 

だから、残業してでも仕事をするのだ。

仕事が好きというより、仕事してないよりはマシだからだ。

 

別に人の勝手なのでそれについてとやかく言うつもりはないが、問題はオレのように仕事が好きじゃない人との価値観の違いである。

 

彼ら彼女らは帰りたくないので、定時間際であっても打ち合わせを始める。

どうでもいい仕事のやり直しもさせる。

 

明日にしろよ!

つーか、そんな細かいことまで誰も気にしないから、直す必要ねーよ!

 

早く帰りたい人間がいることを頭ではわかっても、理解はできない。

自分と違いすぎるからだ。

 

それどころか、往々にして人は自分を正当化するので、残業してまで仕事をがんばる自分が正しいと思っている。

早く帰ろうする人は怠け者であり、自分が正さなければならないと思い込んでいる。

 

そんな彼ら彼女らを二文字で表すと「迷惑」である。

 

オレはブログを書いたり、プログラミングをしたりするのは好きだが、仮に独立しても一日中やることはないだろう。

 

だって、仕事ばっかりしてたら疲れるじゃないか?

他に楽しいこともいっぱいあるじゃないか?

 

残業したけりゃ勝手に一人でやってろ。

人にまでそれを強要するな。

 

迷惑だ。

ホント迷惑だ。