オレ様の世界 シーズン2

常識的な非常識 /マイノリティなマジョリティ / 本音のキレイごと / ラブ・アンド・ディトラクション / ようこそ、オレ様の世界へ

 

会社で好きな仕事をやるために、まずは忠実な社畜になるべし!

「自分で考え行動し、成果が出せる人こそ、会社が求める”人財”」

 

意識が高い上司は言いそうだし、ビジネス書に書いてありそうだし、会社によっては似たような文言が掲示されてそうだし、非常にもっともらしい。

 

だがしかし!

 

ごく一部の会社を除いて、こんなもんはただのキレイごとに過ぎない!

 

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自分で考えると嫌われる

例えば、今までの仕事がいらなくなるような、効率的な業務のIT化をあなたは考えた。

 

「これで時間も経費も削減できるゾ!」

 

意気揚々と提案してみる。

 

しかしまず間違いなく、大半の人から反対される。

 

「そんな簡単に出来るの?」

「前にやったけど上手く行かなかったんだよね。」

「まだ会社のことなど分かってないくせに、生意気だ!」

 

反対する理由は様々。

新しいことをするのが面倒とか、目立つ奴が嫌いとか、自分の仕事がなくなるとか…そんな小者の気持ちなどよく分からんが…そんなもんだろう。

 

仮にそこを上手く押し切ってやったとする。

だが、その後の展開は重箱の隅をつつくように粗探しされ、失敗などしようものなら、「それ見たことか!」と批判の嵐に遭う。

 

オレが今まで勤めた3社は、どこもそう。

 

さらに先日、会社の役員を務める方の仕事方法についてまた聞きしたのだが、役員であっても、新しいことをするときはほぼ成功するのが分かる段階まで、秘密裏にことを進めるらしい。

 

全く、世の中小者だらけでウンザリするが、それが普通の会社である。

 

だから、チャレンジなどしないほうが良い。

 

言われたことを超忠実にやる

では、どうするか?

 

言われたことをやるのみ。

クソ真面目にね。

 

一回教わったことは一発で覚えられるよう、即メモ。

「一度で覚えるのはムリかな…」って思われそうなことも覚える覚悟で。

 

何気なく言われたことも、速攻で処理。

「ヒマなときでいいよ」って言われてても、翌日には終わらせる。

言った本人が忘れたそうなことも、ずーっと覚えててやり続ける。

 

とにかく、早く、正確に、言われたとおりにやる。

 

それらを繰り返すと、

 

「こいつ、出来る」

 

と周りに思われるようになる。

 

勝負はここから。

 

改善程度からやってみる

言われたとおりにやることで、会社のやり方は分かった。

社内の人との信頼関係も出来た。

 

ここまでくれば、多少は提案が受け入れられるようになる。

 

「これ、こうやったほうが良いと思うんですけど…」

 

ちょっとした改善案でも出してみる。

 

「そうだな。やってみろ。」

 

あれ?

あっさりOKでいいんだ…。

 

そんなことの繰り返しで、自分がやりたいことが出来るようになっていく。


オレとしたことが、極めてまっとうなことを書いてしまった。

 

だがしかし…

 

信頼関係とかめんどくさっ!

このやり方だと時間がかかりすぎるのだ。

 

ようやく、オレも信頼関係とやらが出来てきたが、上司一人につき早くて1年はかかるわけよ。

人によってはもっとかかる。

 

んなことやってるヒマがあるなら、とにかくこの天才であるオレ様の言うとおりにやらせろよ!と思うのだ。

 

てことで、オレは遠からず会社なんか辞めるが、真面目に会社員やりたい人は参考にしてくれ。

 

 

★★★

 

11/6(金)追記:月15冊は本を読むオレ様のオススメ本

 

胡散くさいが実はオレが一番伝えたい、「唱えれば夢は叶う」についての記事

  

オレ様ってだれよ?