オレ様の世界 シーズン2

常識的な非常識 /マイノリティなマジョリティ / 本音のキレイごと / ラブ・アンド・ディトラクション / ようこそ、オレ様の世界へ

 

儲からなくてもいい、人の役に立たなくてもいい。自分の好きなことを徹底的に貫こう

「どうやったら儲けられるのか?」

 

なんだかんだ言っても、やっぱり会社を辞めたくて仕方ないので、もうずっとそればかり考えている。

 

そんな中、最近しきりにある「絵」を思い出す。

 

だれでも書けそうな絵なのに…

オレは絵には興味がない。

ほっとんどない。

 

だが、「世の中にあれだけ美術館があるのだから、きっと面白い何かがあるのだろう」と思い、若い頃に一度ある美術館に行った。

 

その美術館の目玉とされる絵を見て驚いた。

 

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こんな絵だったのだ!

大きいキャンバスをただペンキで赤く塗っただけだったのだ!

 

 

 

いくらなんでも、こんなのが目玉ってひどくないか?

 

ただ赤いペンキ塗りたくっただけだよ?

オレだって書けそうだよ?

 

でもこれが高く評価されてんでしょ?

売ったら何千万とか何億とかするんでしょ?

 

…やっぱりオレには絵の世界はわからない。

 

ワケがわからないから評価されるのではないか?

でも最近思うのだ。

あれはあれでよかったのではないか?と。

 

オレにあの絵の価値はわからない。

多くの人にとってもそうだろう。

 

でも書いた画家の人は、あれが心から良いと思って書いている。

同じように思う、少数の人には価値がある。

 

少数とはいえ、世界は広い。

集まれば、それなりの数になるだろう。

 

結果として、高い評価を得ている。

 

そのことをずっと考えている。

 

もしかして、ビジネスも似たようなものなんじゃないか?

 

儲けよう、役に立とうと思うから、埋もれるのではないか?

儲かりそうなこと、人の役に立ちそうなことばかり考えてやってきたが、行き詰っている。

 

みんな同じように考え、同じようにやる人が大勢いるからだ。

そう簡単に上手くいかないし、仮に一瞬上手くいってもあっという間にマネされて埋もれてしまう。

 

だが、ワケのわからないことをすればどうだろう?

 

ワケがわからないから、世の中には存在しない。

マネする人もいない。

 

ワケがわからなくても、自分は好きだと強烈に思えることであれば、世界のどこかに同じように思う人がいるかもしれない。

世界は広いから、それなりの数になるかもしれない。

 

それって、ビジネスになるのではないか?

 

儲からなくてもいい。

人の役に立たなくてもいい。

 

自分の好きなことをやろう。

徹底的にやろう。

儲けない、人の役に立たないぐらいの覚悟を持って。

 

逆説的だが、それが成功する近道のような気がしているのだ。

特に、物もサービスもあふれている今の時代はね。