オレ様の世界 シーズン2

常識的な非常識 /マイノリティなマジョリティ / 本音のキレイごと / ラブ・アンド・ディトラクション / ようこそ、オレ様の世界へ

 

転職を決意したきっかけは、ホームレスの方に言われた言葉

今週のお題特別編「嬉しかった言葉 」
〈春のブログキャンペーン ファイナル〉

 

今日はちょっと趣向を変えて、はてなブログのキャンペーンに合わせた記事を。

 

「嬉しかった言葉」について書けば、Amazonのギフト券がもらえるかも、ってことで、、、

 

やる!やる!もちろん、やる!

 

スポンサーリンク

 

 

転職するか悩んでいた頃

10年近く前。

新卒で入社して3年ほど勤めた会社を辞めようか、悩んでいた。

 

オレはちょうど「就職氷河期」の時代に当たっていたので、就活ではホント苦労した。

50社ぐらいは受けたんじゃないかな、たしか。

 

その甲斐あって、いわゆる大手企業に内定をもらった。

でも入ってみたら、どうも自分とは合わない…。

 

そう思っていても、実際に行動に移すとなるとやはり悩んでしまうものだ。

 

頭は良かったのか、高校は地元の進学校、大学も偏差値の高い大学を出ている。

高学歴、有名企業と分かりやすくエリート路線だ。

そこから外れるのが未知だったので、言葉にはしにくい不安が渦巻いていた。

 

それに、就活でも大変な思いをして何とか入社出来たのだし、外から見たら一流企業だし…。

 

「何でも持ってけ!」

ところでその頃オレは、毎週ヤングマガジンヤンマガ)という漫画の雑誌を買っていた。

ケチなので、新品ではなく、よく駅前などでホームレスの方が売っている安い中古のを。

 

ある日、いつものようにホームレスの方からヤンマガを買った。

 

毎週行っていたので、顔見知りぐらいにはなっていた。

そして、その日は、

 

「いつもありがとう!

 あんちゃん、好きなの何でも持ってけ!」

 

と言ってくれた。

 

ヤンマガしか読まないので断ったが、嬉しかった。

予想もしてなかったからね。

 

そのときはそれだけだったが、翌日、その言葉の重みをオレは感じていた。

 

「あぁやって、色んな人にサービスしてたら商売にならない。

 あの人はもしかして、優しすぎるからホームレスになってしまったのだろうか…」

 

会社を辞めて転職するか悩んでいたせいもあっただろう。

さらに、オレはこうも思った。

 

「でも、ホームレスになってもあれで暮らせて、人に対して優しく出来る余裕ぐらいはあるのか…

 転職ぐらいで死にやしないし、辞めるか!」

 

そう、あの一言が退職する最後の一押しになったのだ!

 

…書いていて何だかオレが一人で考えすぎているような気がしないでもないけど、あのときは本当にそうだったのだ。

 

優しい人でありたい

でまぁ、あれから紆余曲折あって、今こうして平和に生きているわけだが、折に触れてあの言葉を思い出す。

それだけ、感動したんだな。

 

そして、思う。

 

仕事が出来る人より、頭が切れる人より、優しい人でありたい、と。

 

理屈で上手く説明できないのだが、人を動かすのって優しさじゃないかと。

また、「他人より出来る」という優越感より、「自分さえ良ければ」という利己主義より、そのほうがオレも楽しいと。

 

嬉しかった言葉でもあり、人生を変えるきっかけになった言葉でもあったのだな。

 

おしまい。

 

★★★

 

婚活の最終兵器か?オレ様ステッカー販売中!

 

婚活ですれ違ってしまった人、「777円」で探します! 

 

オレ様プロフィール