オレ様の世界 シーズン2

常識的な非常識 /マイノリティなマジョリティ / 本音のキレイごと / ラブ・アンド・ディトラクション / ようこそ、オレ様の世界へ

 

知らない人にラブレターを渡すという愚行の一部始終を話そう

婚活ブログに書けなかった、いや書く気にもならなかった、婚活があった。

もう時効ということで、今更ながら紹介しよう。

 

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いきなりラブレターを渡す?

この方法には参考にした本がある。

 

今さら聞けない本当の恋愛入門 (宝島SUGOI文庫)

今さら聞けない本当の恋愛入門 (宝島SUGOI文庫)

 

 

タイトルはよくある男向けの恋愛マニュアルだが、改めて見ると表紙の絵がひどいな、これは。

まぁそれはいいや。

 

で、この本では出会い系やらお見合いパーティーやら様々な婚活の体験談と、それらについての考察が書かれている。

そのうちの一つの方法を、そのままオレもやった。

 

それは…

 

お店の店員などに、いきなりラブレターを渡す!という方法だ。

 

血迷っている、確かに血迷っている…!

仮にそれが上手く行きそうだと思っても、こんなことする人はほとんどいないだろう。

てか、オレの周囲にはオレ以外にいないという自信さえある。

 

だが、オレはやった。

 

とりあえずやってから考える男。

それがオレである。

 

いや、オレ様である。

 

具体的には、まず便箋と封筒を購入。

 

そして、初対面の相手に渡してもおかしくないようなラブレターを書いた。

 

「何回か勝手に見かけてはいる」という設定で、

 

「〇〇で何度かお見かけしており、明るい雰囲気にうんちゃらかんちゃら。

 突然で驚かれるかと思いますが、もしよろしかったら今度お茶でも…」

 

とか何とか書いて、最後に自分の名前と連絡先を添えた。

 

で、問題は誰に渡すかだ。

…って、そこ考えてないのかい、オレは?

 

とりあえず、やれるとこまでやってから行動する男。

それがオレ様だ。

 

ちなみに、「〇〇でお見かけしており」の〇〇はちゃんと空欄にしてあった。

誰に渡してもいいように。

 

歯医者のスタッフに渡す

一日ぐらい考えた結果、何度か行っている歯医者の受付の方に渡すことにした。

 

かわいらしかったし、性格も良さそうだから。

 

もちろん、ただの勘だ。

ロクに話したこともない女性のことなど知らんわ。

 

さらにちょうどいいことに、歯の治療はあと2回で終わる。

1回目に渡して連絡がなかったとして、2回目会った時に直接言われるかもしれんし、ダメならダメで気まずいのは2回目に会うときだけで、あとは歯医者変えちゃえばいいからまぁいいや、と。

 

決まるや否や、行動が超早いオレは、次の歯医者の帰り際に、

 

「すみません、これ読んでください!」

 

と渡した。

 

女性は一瞬「はぁ?」って顔をしたが、「ありがとうございます。」といつもの営業スマイルを浮かべた。

たぶん、何だか分からなかったんだろう。

 

気になる結果は…

その後連絡を待ったが、なかった。

 

まぁそりゃそうだよね。

そんな簡単には上手く行かんよね。

てか、いきなりあやしすぎるよね。

 

と諦めつつ、「いや会った時に何を言われるかまだ分からん!」と期待もしつつ、多少緊張しながら最後の歯の治療に行った。

 

受付はいつもと違う女性だった。

少し残念だが、正直ホッとした。

 

やっぱりこのやり方は恥ずかしすぎる。

会わなくてよかった…と。

 

…だが、その後、事態は急展開。

 

歯医者の先生が治療が終わるや否や、

 

「これをウチのスタッフに渡されたそうで…」

 

おいおい、なんであんたが持ってんのよ?

てかなんであの女、医者にチクってんのよ?

 

さすがに図太いオレ様もこれには驚愕して、何を言ったか覚えてない。

うろたえながら、なんか言い訳した。

 

だがその後は何もなく(別に付きまとったりもしてないわけだし)、歯医者を変えて普通に暮らした。

 

ともあれ、これだけは言っておく。

 

知らない人にラブレター渡すのはやめとけ!

失敗したとき恥ずかしすぎる!

 

まぁ、賢明なる読者諸君は言われなくても分かるだろう。

 

「何事も経験だ!1%でも可能性があるならそこに賭ける!」

 

と、いつも思っているオレでさえ、あれはやらなくてよかった…と、本当に珍しく後悔している。

 

婚活ブログ番外編はこれにて終了。

 

プロフィール記事作ったぜ!

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